京子のひとりごと

すっかり葉の落ちたナナカマドの実が寒そうに風に揺れています。いよいよ寒い寒い冬の訪れです。今年もあっという間に１年が過ぎようとしています。この頃特に思うこと、それは「何かが変」と云うことです。今、世の中で起こっていること、思うっていること、それに対して私達の思うこと、何かが変です。が・・・変なことでも毎日おなじ事を見せられたり聞かされたりすると、それがあたり前になってしまうのです。悪いことでも悪いと思わない・・・何かが変です。今、私達の心が見えなくなって混乱して来ている様に思えるのです。今、とても大事な瞬間にきているような気がしてなりません。これからどのような時代に入るのでしょうか、どのような時代にはいろうと背筋をぴしっと伸ばし凛として生きていくことがとても大切な時に来ているように思えるのです。今時代が大きく変わろうとしているように、私達の心も大きく変えなければならない時が来ているのではないでしょうか、少しでも良い方向に行くことを願いながら・・・１日１日、一瞬一瞬をだいじに生きていきたいですね。そしてその中から生まれる揺るぎのない思いを大切に生きるということをしていかなければ、ならないと思うのです。そして笑顔も忘れずに・・・

２泊３日で高千穂への旅から帰ってきました。お天気も良くとても良い気の流れの中を歩かせていただきました。憧れの地でしたので、天岩戸神社、国見が丘、高千穂峡などなど・・・最後に幣立て神宮、阿蘇山へと短い時間でしたがとても充実した旅でした。ツアーでしたが私達３人だったため、全てタクシーで回っていただき、訪れてみたいと思っていた所へ行くことが出来ました。とても嬉しい旅でした。親切にしてくださったガイドさん、運転手さんに心から感謝です。ありがとうございました。旅の目的は宇宙シリーズの最後の作品「次元上昇」を幣立て神宮へ奉納させていただくためでした。これも無事に終り、ほっといたしました。１３年かけ２５枚の絵を描き続けてまいりましたが、この旅でこのシリーズも完成を迎え、「宇宙シリーズ」の絵はこの後新しい旅立ちをすることになるのかもしれません。そしてこの絵が沢山の方々に受け入れられることができた時が、この絵にとって本当の最終章なのかもしれないのです・・・

春に植えたプランターの花たち、今年はもうすぐ雪の季節が訪れようとしているのに沢山の白い花が、晩秋の光の中でけなげに咲いてくれています。朝の気温が２，３度ですので毎日夜には玄関フードの中に入れ、暖かいときには外の柵に掛けて楽しんでいますが・・・この後が大変です。これ以上気温が下がると花たちは凍ってしまいます。毎年思うこと、それは暖かい地方にお住まいの方々のことです。一年中外でお花を楽しめるのですもの・・・今日もせっせとフードの中に入れたり出したり楽しみながらしています。もうすぐ札幌は雪の季節です。

連なる山々も公園も森も窓から見える全てのものが，この２，３日燃えるような秋色に染まり素晴らしい自然界からの贈り物を満喫しています。お散歩で歩く道、今年で何回この素晴らしい秋を見せてもらったのだろう・・・。心から感謝の気持が湧いてくる。それと同時に私達人間の小ささを知る。もっともっと全てのものに対して謙虚にならなくてはならないと自然が教えてくれる。そしてこの一瞬一瞬を楽しみながら生きていくことの大切さを想いながら歩く。その中を冬の使者、雪虫が秋の光の中に舞い飛び、冬が近いことを知らせてくれる。また今日も素晴らしい一日の始まりです。

いよいよ秋色に染まる季節、今、一瞬んにしか味わえない秋色の季節、日一日と変わる色の世界、お散歩の楽しい季節です。少しずつ朝起きるのが辛くなるの季節です。外に出た瞬間に、素晴らしい世界が広がり今日もお散歩に出たことに感謝です。いつもの道をポケットカメラを持って犬の「達」と話をしながら・・・毎日のコースを歩きます。毎日見ている景色が自分の心の有り様で違います。大きく深呼吸をしながら風を感じ光を浴びながら秋色の中を歩きます。ああ！今日もお散歩に出掛けてよかったな～あと思う一瞬です。もうすぐ白一色の世界が始まります。秋色を沢山沢山楽しみたいですね。また来年この季節が訪れるまで・・・