メッセージ

今、私達が本当に考えなくてなならないこと、それは、”絆”ではないでしょうか
人と人、人と動物、人と植物、人と鉱物等々・・・地球上にある、ありとあらゆる物と私たちとの係わりをもう一度しっかりと見直す時に来ている気がしてなりません。
私達が地球上に生まれた時初めて父母との係わりから始まり、成長するごとにその輪が大きく広くなり　生かされて来たことを忘れてしまっているのが、今の時代ではないでしょうか。良い意味でも悪い意味でも時代がどんどん進み、その結果人と人との繋がりが薄れ、マイナスの出来事がどんどん増えて来たと思います。
21世紀に生きる為に”絆”ということを深く考えなければならない時代に入ったように思えてならないのです。
20世紀の時代は”個”ということを言われそれを私達は求め続けてきました。
その結果全てがばらばらで自分だけが良ければ他の人の事は考えない世界になってしまったことにとても心が痛みます。
これからは競争の時代から”絆”の時代に変化していかなかればならない時を迎えている気がします。今のマイナスのエネルギーをプラスのエネルギーに代える為には人と人との繋がりを強く持ち人も動物も植物も鉱物も全てが横の一線上であることを強く思うこと、その時初めて光り輝く時代へと変化していくのではないでしょうか。自分のまわりから少しづつでも輪を広げ必ず良い時代が来るという強い想いを持ち進んでいかなければならない時が来ている気がしてなりません。

自分らしく生きるということ、それは一番大変なことなのかもしれません。自分らしいというのは、どの様なことなのでしょうか？この世に生を受け、この世での自分の役割はいったい何なのだろうか、人が生きるということはどのようなことなのだろうか、 それはお金持ちになること、出世をすること、良い職業に就くこと、他の人より良い思いをすること、等々数えたら切りがありません。でもこれが全てでしょうか。
自分が生まれて来る時に決めてきたことに能力が自由に発揮出来、何時も心が安定、充実していることが自分らしく生きるということなのかもしれません。良い会社に入り高いお給料を貰っても、やめてしまう人が沢山いることも事実です。その人の本当の意味でのこの世での役割が見つかれば心がいつも希望に満ち安定し楽しい毎日を過ごすことが出来るのではないのでしょうか。
肩書きも職業も全てこの世での役割にすぎないと思えば職業に上下はなく、全ては同じだということを知らなければならないのではないのでしょうか。
どの役が欠けてもこの世は成り立っていかないのです。全ては人間が後付けで決めたことですから・・・